小学生が夏休みの自由研究で描いたピクセルアートを、NFTアートとして販売したところ、380万円もの値がついたというニュースには、みなさん驚かされましたよね。
>>『【NFT狂想曲】なぜ、小学3年生の夏休みの自由研究に380万円の価値がついたのか』
この話を聞いて「自分でも作品を販売してみたい!」とNFTに興味を持つ方も増えました。
ただ、どうやってNFTアートを作るのかわからない…とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
- どんなものがNFTにできるの?
- NFTアート作成に使えるツールってなに?
- NFTアート販売に必要なものを知りたい!
こういったお悩みをお持ちの方は、この記事を読むとNFTの作り方がわかります。ぜひ最後までごらんください。
NFTアートを作る前に
NFTアートを作る前に、NFTについての基礎知識は知っておいた方がいいですね。
もし「NFTのことがよくわからない」という方は、『 NFTアートの仕組みを知ろう!【基礎知識】 』でまとめていますので、一度目を通してみてください。
どんなものがNFTにできるのか
どんなものがNFTにできるんですか?
デジタルデータならだいたいNFTにできるよ
世界最大のNFTマーケットプレイス『OpenSea(オープンシー)』では、次のようなものがNFTとして販売されています。
- アート
- 音楽
- ドメイン
- 写真
- トレーディングカード
など
たとえば手書きのものであっても、それをスキャナーで読み込んでデジタル化すれば、NFTにすることは可能です。
ボールペンで紙に描いた手書きイラストもNFTにできるんですね〜!
NFTの作り方手順
NFTを作る手順は、次のとおりです。
たとえば、NFTアートを作るにしても、イラストなのかアイコンなのかによっても作り方が変わってきます。
作品を実際に作っていきましょう。自分が得意なものでもいいですが、OpenSea(オープンシー)でどんな作品が売れているのかを見ると、作品作りのヒントになります。
作品が完成したら、NFT化しましょう。OpenSea(オープンシー)上でカンタンにNFT化できます。
NFTアート制作に使えるアプリやツール
NFTアート制作に使えるアプリやツールをご紹介します。
イラスト
イラストを描くのに使えるアプリやツールです。
- Ibis Paint(アプリ)
- CLIP STUDIO PAINT
- Autodesk SketchBook
- illustrator(アプリ)
ドット絵
ドット絵を描くのに使えるアプリです。
- 8bit painter(アプリ)
- Pixelabele(アプリ)
- Dottable(アプリ)
- Photoshop(アプリ)
▶ NFTアートでドット絵を作成!参考サイト&You Tubeご紹介
ボクセルアート
ボクセルアートを描くのに使えるツールです。
- VoxEdit
- GOXEL
- Magica Voxel
▶ 【すべて無料】おすすめツール紹介!ボクセルアートの作り方
NFTアート制作にあると便利なもの
NFTアートを制作するときに、究極スマホ一つでも作ることはできます。ですが、やはりやりにくいことは確かです。
ここでは私がNFTアート制作にあると便利!と思うものについてご紹介します!
デジタル端末
パソコンまたはタブレットがあると、NFT制作がはかどります。
特にiPadは、描き心地も良く、持ち運びにも優れていて、本当に買ってよかったアイテムです。
超お気に入り
デジタルペン
お絵かきするなら、デジタルペン必須!です。
私は最初指でやってましたが、思うように描けず断念。その後100均などで安いペンを購入しましたが、描き心地がイマイチでした。
散々『安物買いの銭失い』をしてきたので、iPad Airを買うときに本当に悩みに悩んで『清水の舞台から飛び降りる』気持ちでApple Pencilを買いました。
で、どうだったの?
めちゃめちゃ描き心地がなめらかで、細かいところもドンピシャで描けるので、最高です!!
やっぱり高いだけのことはあるんだなぁと思いました。あと地味にマグネットで本体にくっついて充電してくれるのが良いです!
本
NFTアートを制作するときに、本も参考になります。というのも、絵の描き方って知らないうちにクセがついてしまうことがあるんですよね。
私も基本的なことを改めて確認したくて、本を読んでみました。
また「ドット絵やピクセルアートに挑戦してみたい!」という場合も、ツールの使い方などは本で見ながらやった方がわかりやすいですよね。
設定方法なども詳しく載っているので、最初は本を見ることをオススメします。
>>NFTアートの本については『 【厳選】NFTアート制作に役立つおすすめ本15選 』でご紹介しています。
NFTアート販売に必要なもの
NFTアートを販売するときに必要なものは、以下の3つ。
- 暗号資産(仮想通貨)取引所口座
- ウォレット
- NFTマーケットプレイス登録
詳しくみてみよう
暗号資産(仮想通貨)取引所口座
NFT取引にはETH(イーサ)と呼ばれる暗号資産(仮想通貨)が使われます。
暗号資産(仮想通貨)取引所口座を開設して、ETH(イーサ)を購入しましょう。
▶ 暗号資産(仮想通貨)取引所に口座開設するやり方【画像で解説】
ウォレット
ウォレットとは、暗号資産(仮想通貨)を入れるおサイフのことです。
オススメのウォレットは、MetaMask(メタマスク)です。使っている人が多く、わからないことがあっても調べやすいからです。
▶ 暗号資産(仮想通貨)のウォレットとは?作り方の手順を解説【図解】
NFTマーケットプレイス登録
NFTマーケットプレイスとは、個人間でNFTの売買ができる市場です。メルカリのようなものとイメージするとわかりやすいですね。
NFTマーケットプレイスはたくさんありますが、OpenSea(オープンシー)がオススメ。
世界最大のNFTマーケットプレイスです。
▶ NFT販売購入の第一歩!マーケットプレイスOpenSea登録方法
準備については『 NFTアートの始め方手順まとめ【準備】 』に書いてあるので読んでみてくださいね
作品をNFT化して販売する手順
作品ができたらいよいよNFT化して販売してみましょう。NFTを販売する手順は以下の通りです。
OpenSea(オープンシー)でコレクション作成
OpenSea(オープンシー)に自分のコレクションを作りましょう。
自分のアイコンのところから『 My Collections 』をクリックし『 Create a collection 』で作成します。
OpenSea(オープンシー)にアイテム登録
OpenSea(オープンシー)のコレクションに、自分の作品を登録しましょう。
『 Create 』をクリックして、アイテム登録をします。アップロードできるのは100MBまでなので、画像サイズに気をつけましょう。
NFTアイテムを出品
OpenSea(オープンシー)に登録したNFTアイテムを出品しましょう。
出品形式は『固定価格』と『オークション』があります。一度価格を決めて出品すると、変更(価格を上げること)ができないので、よく考えて決めましょう。
まとめ:まずは気軽に作品を作ってみよう
NFTアートの作り方についてみてきました。
NFTというと「なんだか難しそう」と感じる方もいるかもしれませんが、作品自体は普段描いているイラストやアイコンでOK!
NFT化も、OpenSea(オープンシー)でカンタンに登録できます。
まずは気軽に作品を作って、アイテム登録をしてみましょう。やっていくうちに作品のアイデアがどんどん出てくるかもしれませんよ。
販売はまだまだ先…という方も、暗号資産(仮想通貨)取引所の口座開設はしておきましょう。やりたい!と思ったときにすぐに始められますよ。